心療内科の基本的な診療サービス

医師による定期的な診察

心療内科のサービスには、医師による定期的な診察があります。予約をした時間に医療機関に足を運んで受付を済ませると、診察室に呼ばれます。呼ばれると医師や看護師が待機していて、患者さんの話を聞いてくれます。医療機関によっては診察室に居るのは医師のみで、患者さんがリラックスしてコミュニケーションが取れるような状態になっていることもあるのです。患者さんは最近の様子や身体の状態、悩みや不安に感じることを医師に伝えます。自分では上手く話せない場合は医師がいくつか質問をしてくれるので、それに答えます。症状などを聞いた医師が治療方法の提案をしてくれたり、悩みの解決方法などを具体的にアドバイスしてくれます。一通り話を聞いて貰ったら、次回の予約をするというのが基本的なサービスです。

病気や症状に合わせた薬の処方

診察をして患者さんの状態を聞いて、必要に応じて薬を処方してくれます。うつ傾向があるなら抗うつ剤を、身体の不調が続くようなら体質改善のために漢方を処方するケースもあるのです。処方箋を書くのは医師なので、診察中に相談しながら内容や量を決めます。初めて処方される薬についてはどのような効果があるのか、副作用などを細かく説明してくれるので安心です。飲み始めてから具合が悪くなったり、効果をあまり感じることが出来ないときは医師に相談すれば、すぐに対応してくれます。せっかく処方してくれたからと遠慮していては意味がないので、少しでも異変を感じたら相談するようにしましょう。出された処方箋は近くの薬局などに持っていけば、その場で薬を貰うことが出来ます。