病院の心療内科の特徴

様々な専門家が揃っている

病院の心療内科ではこころと身体の不調に詳しい、医療の専門家が揃っていることが多いです。医師や看護師はもちろんのこと、臨床心理士や心理カウンセラーなど心の悩みを分析し、解決してくれるようなプロフェッショナルが居ます。医学的な観点で症状や悩みを聞いてアドバイスをしてくれるので、心強い味方になってくれるのです。また各部門と提携してチーム医療もしているので、何か困ったときにはその分野の専門家が手を差し伸べてくれます。例えば心の悩みを抱えていてその問題をより深く掘り下げて分析したいときには、臨床心理士が心理テストなどを行います。テスト結果から心の闇、その人の価値観や考え方を分析して医師が治療に役立てるのです。クリニックの心療内科だとスタッフの人数や種類に限りがあることが多く、病院なら色々な分野の専門家と携われます。

病院には入院施設がある

病院とクリニックの大きな違いは入院施設があるかないか、あったとしてもクリニックの病床数は19床以下と数に限りがあります。気軽に入院することは難しく、しっかりとしたケアを受けられないことも少なくありません。ですが病院の心療内科なら入院病床の数は多く、体調が悪化しても比較的入院しやすくなっています。医師と看護師の手厚いサポートを受けられて、集中して治療に取り組めるのが良いところです。同じ心療内科で入院している似たような境遇の仲間を見つけられたり、励まし合ったりすることも可能です。心理カウセリングを定期的に受けたりして、自分自身や身体と心の不調としっかりと向き合えるのは入院施設がある病院ならではのメリットになります。